正しい歯磨き剤の使い方
こんにちは!高槻市の久保田歯科クリニックです!
第2回は歯科助手の坂田が担当します。
今回は正しい歯磨き剤の使い方とフッ化物を残す方法についてお話したいと思います。
日本では市販のチューブタイプの歯磨き剤の約90%にはフッ化物が配合されている程
フッ化物配合の歯磨き剤は一般的なものになっています。
これまでは1000ppm以下に規制されていた歯磨き剤に配合できるフッ化物イオン濃度の上限は
3年前に1500ppmまで引き上げられました。
数ある歯磨き剤の中から選んでいただきたい物は、このフッ化物の濃度が高いものです。
フッ化物配合歯磨き剤の年齢別応用量
このように年齢に応じての濃度と使用量があります。
久保田歯科クリニックでもフッ化物の濃度が高い歯磨き剤をご用意しています!
次に大切なのは歯磨き後のうがいの回数です。
歯磨きの後に何度もうがいをしてしまうと歯磨き粉に含まれる
フッ化物が流れて薄くなってしまいます。
仕上げのうがいはごく少量の水で1回だけにして
しばらく飲食をしないことにより、再石灰化効果が高まります。
特に就寝前がオススメ!
寝ている間は唾液の分泌量が落ちるため、お口の中の細菌が増殖しやすいです。
一方で寝ている間は飲食をしない分、お口の中にフッ化物を長く留めておくチャンスでもあります。
就寝前にしっかりとブラッシングを行い、うがいを少なくし、
歯の表面にフッ化物を残すように心がけましょう!
最後に・・・
保護者の方から
Q 子どもが歯磨き剤を嫌がるので使わなくても良いですか? という質問をよくいただきます。
無理にはオススメできませんが、できれば虫歯予防のためにもフッ素入りの歯磨き剤を使用することが大切です。
そしてもう一つお子様に大切なことは だらだらとお菓子を食べたりジュースを飲んだりしないことです。
いくらフッ素入りのものを使用していただいても、だらだら食べをしてしまうと虫歯ができやすくなります。
お菓子などは決まった時間に食べるようにしてメリハリをつけるようにしてください。
また、飴やハイチュウなど、口の中に長く残り、歯にくっつきやすい物は最も虫歯になりやすいので気を付けましょう。
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大阪・高槻市の歯医者さん
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